スケボー・堀米雄斗 五輪連覇の“ご褒美旅行”でリバプール本拠開幕戦を観戦へ「遠藤(航)さんを見るのが楽しみ」
スケートボード男子ストリートで五輪2連覇を達成した堀米雄斗(25)=三井住友DSアセットマネジメント=が15日、都内で行われた欧州サッカー・プレミアリーグの配信サービス告知イベント「U-NEXT presents プレミアリーグ Kickoff Party」に登場。自身のサッカーとのつながりと、来週に英国リバプールで予定している五輪連覇の“ご褒美旅行”を行うことを明かした。同イベントにはサッカー元日本代表の李忠成氏、元日本女子代表の岩渕真奈さんも参加した。
五輪2大会連続で世界一の勲章を手にした25歳は、好きなサッカーのイベントに参加し、若者らしいあどけない笑顔を見せた。パリから帰国したばかりで、前日の14日には日本代表の解団式に出席。ようやくオリンピック本大会の活動が、ひと区切りついてリラックスした表情だった。
「いろいろお仕事をやらせてもらっている」と、せわしない日々がまだ続くとはいえ、イベント内では持参した金メダルの輝きと重みで元日本代表の2人を驚かせた。金メダルを持った岩渕さんは「すごい!ホントに重たい」とびっくり。12年ロンドン五輪で銀メダルを獲得した元なでしこジャパンのヒロインも感激しきりだ。
スケボーを生涯の友としていたが、実はサッカーボールも友達。「リフティングはちょっとうまくなりました。20回くらい(笑い)」。小学生時代からサッカーで遊び、今でもウオームアップの一環でボールを追いかけることもあるという。
だからこそ、この後の“ご褒美旅行”を、とても心待ちにしている。来週には英国を訪れ、スポンサーつながりでプレミアリーグ・リバプールのホーム開幕戦を観戦する予定。「遠藤(航)さんを見るのが楽しみ」と、名門クラブで躍動する日本代表のボランチの姿を目に焼き付ける瞬間が待ち遠しそう。
さらに「スケボーをする機会もあったりすると思う」と“本業”の方も忘れてはいない。リバプールはビートルズ生誕の地で、歴史と文化があふれる港町。「街中を感じるのもすごく楽しみだし、ご飯もめちゃくちゃ楽しみ」と笑みがこぼれる。サッカー、スケボー、食事…。金メダリストは存分に旅を満喫するつもりだ。