フィギュア女王・坂本花織が初言及「五輪は次がラスト。自分にとって集大成の場」ミラノで飾る有終「団体でも個人でも金を」
フィギュアスケート女子で世界選手権3連覇中の坂本花織(24)=シスメックス=が15日、イタリア北部バレーゼで取材に応じ、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪について「自分にとって集大成の場。次の次はないと思っている。次をラストに考えてやっていきたい」と話した。競技人生の区切りに言及するのは初めて。
次回ミラノ五輪で日本代表の練習拠点となるバレーゼで合宿に参加している。22年北京五輪で個人銅メダル、団体は銀メダルで「13歳で世界の舞台に出始めた。体力的にも限界にきているし、衰えが目に見えてきた」とし「次の4年を考えると、今に集中できなくなる。団体でも個人でも金メダルを狙っていきたい」と決意を示した。
来年3月の世界選手権(米ボストン)は五輪予選を兼ね、五輪代表は同12月の全日本選手権で決まる見通し。