バド わたがし ペア解消構想は東京五輪後から 渡辺「パリが集大成になると思っていた」

 バドミントンのダイハツジャパンオープンは、20日に横浜アリーナで開幕する。19日は同会場で前日会見が行われ、パリ五輪混合ダブルスで2大会連続の銅メダルを獲得した渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)らが出席した。16日に、お互いのSNSでペア解消を報告。今大会が“わたがし”として出場する最終戦となる。

 渡辺は「去年優勝して、日本のファンにプレーを見せられる数少ない機会。全力で諦めずにプレーしたい」。東野は「今大会が“わたがし”として最後の大会。2人で思いっきり楽しんで、たくさんの方々に混合ダブルスを楽しんでもらえるようなプレーができるように頑張りたい。2連覇できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 ペア解消は東京五輪後から構想にあったと明かし、渡辺は「東京五輪が終わって、パリが集大成になると思っていた」と話した。

 今後は渡辺が混合ダブルス、東野は女子ダブルスで違う道を歩んでいく。全日本社会人選手権(9月)では、東野は桜本絢子(28)=ヨネックス=と、渡辺は田口真彩(18)=ACT SAIKYO=とエントリー。東野は「新しい挑戦として桜本選手と組んでいこうと思っている。厳しい挑戦になるが、ロス五輪を目指して頑張っていきたい」と話し、渡辺は「今後は見通しが立っていないこともあって、ここで伝えることは難しい」と話すにとどめた。

 ◆田口真彩(たぐち・まや)2005年10月9日、宮崎県出身。山口・柳井中、柳井商工高出身。23年世界ジュニア選手権女子ダブルスで優勝。昨年のS/Jリーグでは新人賞を獲得した。趣味はユーチューブ鑑賞。165センチ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス