16歳・久保凛、やり投げ金の北口榛花に刺激「自分もいつか金メダルを取りたい」 800MでU20世界選手権へ出発

 取材に応じた久保凛
 取材に応じる落合晃
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 陸上のU20(20歳未満)世界選手権の日本代表が22日、成田空港からの出発前に報道陣の取材に応じた。女子800メートルで7月に日本新記録を出した16歳のホープ・久保凛(東大阪大敬愛高)は「初めての海外の試合。ワクワクしている気持ちが一杯で楽しみです」と笑顔で意気込んだ。

 直近のパリ五輪で印象に残ったのは女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(JAL)だという。「自分もいつか金メダルを取れるような選手になりたいという風に北口選手をみて強く思った。今回の海外レースでしっかり活躍したい」と、来年の世界選手権や2024年ロス五輪への成長につなげる。

 海外は幼少期に家族旅行で米国に行ったことがあるが「ほぼ初めて」の状態だという。「時差も全然違うので想像があまりつかないけど、たくさんのことが楽しみです」と目を輝かせた。初出場の大会へ、「納得いくレースができるようにして、自己ベストと優勝を目標に全力で取り組みます」と誓った。

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