照ノ富士が取組外れる 稽古中に左膝の違和感 大相撲夏巡業
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大相撲の夏巡業が23日、東京都大田区で行われ、横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が稽古中に左膝に違和感が生じたため、参加を予定していた取組から外れた。
十両北の若に胸を出して左足で踏ん張った際、バランスを崩して土俵下で着地。以降は踏ん張る足を右に変え、早めに切り上げた。横綱土俵入りは務めたが、引き揚げる際には少し左足を引きずるしぐさも見られた。取材には応じなかった。
日本相撲協会の境川巡業部長(元小結両国)は「この前も膝に水がたまったと言っていた」と説明。残り2日の夏巡業は参加する意向だという。
照ノ富士は7月の名古屋場所で10度目の優勝。夏巡業は糖尿病と両膝痛で一時離脱したが、9日の茨城・日立市での興行から復帰していた。26日に番付発表が控える秋場所(9月8日初日、両国国技館)に向け、調整への影響が心配される。