豊昇龍が夏巡業合流 名古屋場所途中休場の右内転筋負傷から復帰「しっかり頑張りたい」

 大相撲の夏巡業が23日、東京都大田区で行われ、大関豊昇龍(立浪)が合流した。名古屋場所12日目の琴桜戦で右股関節付近を負傷。「右内転筋挫傷で約3週間の安静加療を要する」との診断書を提出して13日目から休場し、夏巡業も休場していた。

 この日はぶつかり稽古で胸を出すなどして汗を流した。相撲をとる稽古は再開していないが「しっかり部屋で若い衆に胸を出して、ちゃんとトレーニングしたりはしていた」と説明。残り3日間での夏巡業合流も「やっぱり出なくちゃいけないと思って。3日あれば違うからね」と意義を強調した。

 名古屋場所ではかど番だった貴景勝が負け越して大関陥落が決定。大関復帰を目指した関脇霧島も、条件の10勝に届かなかった。「4人いたのに2人になっちゃった。しっかり大関の責任を果たしてね」と豊昇龍。2大関となる秋場所(9月8日初日、両国国技館)へ「しっかり頑張りたいね」と力を込めた。

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