バレー石川祐希 敗退後に見た五輪「勝負が決まる1点の時に笑った」NBAスターに衝撃 「すごいな」
パリ五輪バレーボール男子日本代表キャプテン・石川祐希(28)が23日までにフジテレビ系「Live News α」に出演し、パリ五輪を終え、感じたことを独占インタビューで語った。
石川が出演したのは18日深夜放送の同番組内の『αすぽると!』のコーナー。白いTシャツの私服姿でフジテレビを訪問し、公式ポロシャツに着替え、インタビューに答えた。
日本は準々決勝イタリア戦で、強豪イタリアをマッチポイントまで追い詰めながら、あと1点の壁に泣いた。石川は「やっぱり悔しいですし、あそこで何で取れなかったんだろう、とか、やっぱり考えてしまうので。1点が取りきれずに負けたので、より1点の重みを改めて感じましたね」と振り返る。
敗退後、ほかの競技のメダルマッチなどを見た石川は、バスケットボール男子のアメリカVSセルビア戦で、「勝負が決まる1点の時に、カリー選手、笑ってて。それを見た時に、余裕というか、楽しんでいるというか、それがすごいな、と。もちろん、そういうメダルマッチとか見ると、僕たちのイタリア戦を思い出すんですけど、あの場面を心の底から楽しめている、自分は…うわー、ダメだな、と思っている自分もいたので。自分を信じることも一つ、大事だな、と」とNBAのスターで今大会でアメリカ代表の主将を務めたステフィン・カリーの姿に衝撃と影響を受けたことを打ち明けた。
そして「やっぱり、オリンピックの借りはオリンピックでしか返せない、という雰囲気は感じたので、ロス(ロサンゼルス五輪)も変わらずメダルを目指して、世界一を目指し続けるっていうスタンスです」と語った。