照ノ富士 夏巡業を総括「何とか盛り上げることができた」 次の目標はV11「それしかなくない?」

 土俵下から関取衆の稽古を見つめる照ノ富士
 土俵下から引き揚げる照ノ富士
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 大相撲の夏巡業は25日、神奈川県横須賀市で最終日を迎え、横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は横綱土俵入りを披露した。23日の東京・大田区巡業の稽古で左膝に違和感を訴えて以降は取組には不参加。前半には糖尿病の悪化などで一時離脱もあったが「何とか無事に夏巡業を盛り上げることができたのでは。自分の中でできる限りのことは尽くそうと思っていた」と振り返った。

 左膝の状態については「大丈夫です」と即答。糖尿病の影響で、名古屋場所から10キロ以上体重が減ったといい「何とかやれています」と体調を説明した。

 7月の名古屋場所で、かねて目標に掲げていた10回目の優勝を達成。「知り合いの方とか、みんなと約束していた。これだけは残すというのは、自分の中ではあった。ちょっと気持ちが楽になった」と、2桁優勝にこだわっていた理由を明かした。26日には秋場所(9月8日初日、両国国技館)の番付発表が控える。次の目標を問われると「11回目。それしかなくない?」と、2場所連続Vに照準を合わせた。

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