張本智和「ピークの30歳までに絶対にメダルを」 パリ五輪終え決意新た「次に向けて頑張る期間」

 取材に応じる篠塚大登、張本智和(撮影・金田祐二)
 パリ五輪の報告会に出席し笑顔の早田ひな(左)と張本智和(撮影・金田祐二)
 パリ五輪の報告会に出席し笑顔の(左から)張本美和、平野美宇、早田ひな、張本智和、篠塚大登(撮影・金田祐二)
3枚

 卓球のパリ五輪日本代表が27日、都内でパリ五輪の報告会を行った。夢舞台を終えた男子の張本智和(21)=智和企画=は、「(メダルを取れなかった)悔しさは薄れている。次に向けて頑張る期間」と心境を語った。

 五輪後は休みをはさみ、17日から練習を再開した。今後の課題としては「攻撃的な卓球」を挙げた。「攻めてなんぼだと思う。全体的に攻めている状況を増やせれば」と強気なプレーを思い描いた。

 パリ五輪では混合ダブルスでまさかの初戦敗退し、シングルスでは準々決勝で中国選手に敗れた。団体では準決勝でフルゲームの死闘の末に大逆転負けし、3位決定戦でも敗れた。4年後のロス五輪での雪辱へ、「今年はアジア選手権とWTTファイナルがある。4年後頑張るのではなく、今のうちに『張本は強い』と意識づけさせなければいけない。そのためには肩書が必要」と目標を掲げた。さらに「世界ランクも来年いっぱい終わるまでには最低でもトップ3を目指したい」とも話した。

 「卓球選手の一つの大きな区切りとして30歳まで、というのがある。9年間が勝負」と覚悟を語る。「(競技を)続けるとしてもピークは30歳近いと思う。その(間の五輪)2大会で絶対にメダルを取りたい」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス