東野有紗 結婚報告全文でにじんだ人柄「ご報告続きで驚かせてしまって申し訳ない」「婚約はオリンピック前」ファンに配慮
パリ五輪バドミントンの混合ダブルスで銅メダルを獲得した東野有紗が28日、結婚したことを自身のSNSで報告した。アップした報告文書では、「たくさんの方々を驚かせてしまって申し訳ないです」とつづり、人柄をにじませた。
ファンにとっては激動とも言えるパリ五輪後だった。鮮やかなコンビネーションでパリのファンを魅了し、2大会連続の銅メダルを獲得したワタガシペア。帰国後に渡辺勇大が13日に放送されたフジテレビ系「ジャンクSPORTS」内で結婚を発表。東野は「えっ!?」と驚きの表情を浮かべて「知らなかった」と激白した。
16日には双方のSNSでコンビ解散を発表。東野は13年間を振り返り「たくさんの歴史を創れてすごく幸せでした。ゆうたくんとだから、ここまで来られたと思います」と感謝の思いをつづっていた。ジャパン・オープンで最後の試合を終え、一息ついたタイミングで今度は東野が結婚を発表。ファンも「感情を揺さぶられすぎる」とつぶやくなど、激動のオリンピック後となった。
それが東野の「申し訳ない」という文言につながっている。さらに「婚約をしたのはオリンピック前でしたが、色々な方々と話し合い、籍をいれるのはオリンピックが終わってからと決まりました」と配慮がにじんだ結婚報告となった。
以下、結婚報告全文
「いつも応援してくださっている皆様へご報告です。
私事ではございますが、本日、5年間お付き合いしていた、同じ会社所属で元バドミントン選手、現コーチの五十嵐優さんと結婚しました。
婚約をしたのはオリンピック前でしたが、色々な方々と話し合い、籍をいれるのはオリンピックが終わってからと決まりました。
彼は、心が広く、優しさに溢れていて、尊敬できる素晴らしい方です。彼が選手の時、バドミントンを真っ直ぐ、ストイックに取り組む姿にたくさん刺激をもらいました。そして私が精神的にどん底に陥った時も、懸命に励ましてくれて、どんな時も笑顔にしてくれる彼の支えがなければ今の私はありません。オリンピック前は本当に私の事ばかりを優先してくれて、助けてくれました。
そんな彼とこの先、そして来世でも一緒にいたい。そう思うようになりました。これからもずっと笑顔の絶えない、思いやりも持った家庭を築いていきたいです。まだまだ未熟ではありますが、どうぞ温かく見守っていただけると嬉しいです。
そして、私自身、もう一つの夢であった、女子ダブルスで世界の頂点を目指したい。という夢を叶えたくて、女子ダブルスに転向させていただきます。本当にたくさんの方々の支えがあって挑戦することができます。感謝の気持ちでいっぱいです。新たな挑戦にすごくワクワクしてます。また新たな東野有紗をよろしくお願いします 東野ではなく、五十嵐となって試合に出ます!東野と呼んでいただいても大丈夫です!!笑
ご報告続きで、たくさんの方々を驚かせてしまって申し訳ないです。これからも応援よろしくお願いいたします」