バレー石川祐希 米国戦の途中交代「イライラしてしまった僕」に西田や高橋藍が「気を遣い始めた」Goingで吐露

 パリ五輪バレーボール男子日本代表の主将を務めた石川祐希(28)=ペルージャ=の独占インタビューが24日深夜、日本テレビ「Going!Sports&News」で放送され、予選リーグ最後のアメリカ戦での交代劇について語った。インタビューはイタリアに渡る直前の8月中旬に行われたという。

 アメリカ戦では5得点に沈み、途中でベンチに下げられた石川。「はまってなかったので、チームに。っていうか(セッターの)関田さんから球(たま)を託してもらえてなかった」と振り返る。

 思うように点を取れない自分に「イライラしてしまっていたし。それを見て、西田選手とか高橋藍選手とかが僕に気を遣い始めたんで、めちゃくちゃ。点を取れないんだったらやっぱり僕がコートにいる意味が…というか、むしろ変わった方がいい、と思っていた」という。試合後、ブラン監督と2分間、身振り手ぶりを交え、真剣に話し込んだ石川。関田とも話したそうで、「話したことによって(チームに)ハマったのかなと思います」。

 石川は16日に放送されたTBS「金スマ」のインタビューVTRの中で、「キャプテンとして…何て言うのがいいのか分からないですけど」と慎重に言葉を選びながら、「チームメートの表情だったり、雰囲気だったり、そこを気にしすぎてた、というか。気を遣いすぎてたのもあるし、気を遣われすぎてたのも。試合の中でずっと…ドイツ戦の後は…。(気を遣われていた?)まぁ、そうですね、そんな感じはしました」と吐露していた。

 「Going」のインタビューの最後には、パリ五輪が終わり、「ちょっと休みたいな、って感じでしたけど、(今は)『やるしかないな』。むしろ『やってやろう!』っていう気持ちの方が大きいですね」と笑顔で語った。

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