若元春 明生と充実申し合い「あれだけ来てくれたし」3場所ぶり勝ち越し目指す

 申し合い稽古をする若元春
 明生(右)と稽古する若元春
2枚

 大相撲の幕内若元春(荒汐)が1日、東京都中央区の部屋で稽古し、9番の申し合いをこなすなどして汗を流した。

 出稽古に訪れた幕内明生(立浪)とは6番とって5勝1敗。当たりをしっかりと止めて、素早く得意の左四つに持ち込む内容が光った。申し合いは「やらないつもりだった」というが「あれだけ来てくれたし、時間に余裕もありそうだったのでやろうかなと」と、明生の意欲に熱のこもった相撲で応えた。

 関脇だった夏場所は右足親指を痛めて4日間途中休場し、名古屋場所は平幕としては2年ぶりの負け越し。西前頭3枚目で臨む秋場所(8日初日、両国国技館)では3場所ぶりの勝ち越しと、三役返り咲きを狙う。

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