パリ五輪3冠の岡慎之助、五輪後初の実戦は7日の国スポ 目標は「もちろん優勝」 杉野正尭も気合「魂込める」
パリ五輪の体操男子3冠の岡慎之助(徳洲会)と団体金メダルの杉野正尭(徳洲会)が2日、第78回国民スポーツ大会にエントリーしたことを受け、日本スポーツ協会の記者会見にオンラインで参加した。地元の岡山から出場する岡はパリ五輪後初の実戦。「もちろん優勝したい。岡山に恩返ししたい」と力を込めた。
団体では劇的逆転での金メダルを獲得するなど、熱い活躍で日本列島を沸かせた。帰国後はともにテレビに引っ張りだこで、杉野は「注目してもらえるうれしさがある。ありがたいことにいろんなテレビに出させていただいて息抜きになった」と笑顔だった。
国スポの開催地は佐賀。岡は「試合だけじゃなくて、ご飯とあと温泉とかも(楽しみ)。温泉がすごく好きなので、ぜひ佐賀で温泉に入ってしっかり整えて試合に出たい」とにんまり。福井から出場する杉野は「おいしい食べ物探しながら過ごしたい。試合では僕自身もですし、魂込めた熱い演技をしたい」と力強く誓った。
体操は5~8日にSAGAサンライズパークSAGAアリーナで行われ、2人がエントリーした成年男子は7日に行われる。