大の里 自身の優勝額に意気込み新た「何回もあれをもらえるように」 “父の里”も感嘆「すごいね、あれは」

 優勝額贈呈式に出席した大の里
 優勝額贈呈式に出席した大の里
 優勝額贈呈式に出席した大の里(左)と伊勢ケ浜親方
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 大相撲の関脇大の里(二所ノ関)が7日、両国国技館で行われた優勝額贈呈式に出席した。夏場所で史上最速となる初土俵から所要7場所目で初優勝。縦3.17メートル、横2.28メートルある自身の額を目の当たりにし「何回もあれをもらえるように頑張りたい」と意気込みを新たにした。

 秋場所(8日初日、両国国技館)では12勝すれば、大関昇進目安とされる三役で直近3場所合計33勝に到達する。ただ、初めて大関とりの可能性があった名古屋場所で9勝にとどまっただけに「全く何も気にしていない。それで先場所痛い目を見た」と雑念は排除。「稽古は積んできた。しっかりと一生懸命15日間頑張ることだけを考える。相手どうこうというよりかは、しっかり集中して頑張ります」と表情を引き締めた。

 ファンから“父の里”と呼ばれる父・中村知幸さんも贈呈式を見守り、巨大な額に「すごいね、あれは」と感嘆。さらなる優勝を誓った愛息に「そういう言葉が聞けてよかった」と笑顔だった。

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