「ワタガシ」解消の渡辺勇大 18歳・田口真彩と新ペアで初戦ストレート勝ち「僕から声かけた」 ペア呼び名は「まだ決めていない」

 「バドミントン・全日本社会人選手権」(7日、鳥取産業体育館)

 パリ五輪混合ダブルスで東野有紗(28)と組み銅メダルを獲得した渡辺勇大(27)=BIPROGY=が、田口真彩(18)=ACT SAIKYO=と新コンビで挑んだ混合ダブルス初戦の2回戦で21-8、21-13の2-0で白石大智・若林真名組(岡山)にストレート勝ちした。

 「五輪が終わって社会人の大会に戻ってこられたのはうれしいし、僕自身まだまだ負けたくない。優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを示した。田口を選んだことについては「五輪前に“ワタガシ”ペア快勝を考え始めた時に、若い選手と組んでやりたい気持ちがあったことで、僕から声をかけた。本当に素晴らしい選手。育てるというより一緒に強くなっていきたい」と説明した。新ペアの呼び名については「まだ決めていない」とした。

 五輪後の8月13日に一般女性との結婚を発表。同16日にペア解散を発表するなど、公私とも新しいスタートを切った。東野も同28日に所属チームの五十嵐優コーチ(29)と結婚を発表しており、桜本絢子(28)=ヨネックス=との新ペアで8日初戦の今大会女子ダブルスに出場する。

 ◆渡辺・東野ペアのパリ五輪VTR 1次リーグ2戦無敗で決勝トーナメントに進むと、準々決勝はタイペアを破って4強入り。準決勝は、世界ランク1位の鄭思維・黄雅瓊(中国)に敗れた。3位決定戦に臨み、世界ランク2位の韓国ペアにストレートで勝利し、2大会連続の銅メダルに輝いた。

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