バドミントン・渡辺勇大 ワタガシ解消後の初戦快勝!18歳田口真彩との新コンビ「育てるというより一緒に強く」

 「バドミントン・全日本社会人選手権」(7日、鳥取産業体育館)

 開幕して各種目1~3回戦が行われた。混合ダブルスは、パリ五輪で東野有紗(28)と組み銅メダルを獲得した渡辺勇大(27)=BIPROGY=が、田口真彩(18)=ACT SAIKYO=との新ペアで挑んだ初戦の2回戦で白石大智・若林真名組(岡山)を2-0で下し、3回戦に進んだ。

 “ワタガシペア”を解消した渡辺が、新ペアでの初戦を快勝した。「五輪が終わって、社会人の大会に戻ってこられたのはうれしいし、僕自身まだまだ負けたくない。優勝を目指して頑張りたい」とギラギラした表情で語った。鋭いスマッシュを相手コートに突き刺して場内をどよめかせるなど、五輪2大会連続銅メダルの実力を見せつけながらも、田口には「思い切ってやって」と声をかけるなどサポートした。

 8学年下の田口だが、昨年の世界ジュニア選手権女子ダブルス優勝の実力者。渡辺は「若い選手と組みたくて僕から声をかけた。素晴らしい選手。僕が育てるというより一緒に強くなりたい」と説明した。新ペアの呼び名については「まだ決めていない」としたが、実力派同士でさらなる人気を集めそうだ。

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