ラグビー日本代表が米国代表に快勝 ライリー60メートル独走トライにエディーHC最大級賛辞「世界で1番の13番になれる」

 「ラグビー・パシフィックネーションズカップ・1次リーグ、日本代表41-24米国代表」(7日、熊谷ラグビー場)

 1次リーグB組最終戦で世界ランキング14位の日本は同19位の米国を41-24で下した。2戦2勝でB組1位となり、15日の準決勝(東京・秩父宮ラグビー場)でA組2位のサモアと対戦する。対戦成績は日本の11勝1分け13敗となった。

 背番号13のスーパートライに、5年ぶりのテストマッチとなった熊谷ラグビー場が大きく沸いた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたCTBライリーは「ホームのファンの前でパフォーマンスできてうれしい」とスタンドに笑顔を見せた。

 見せ場がやってきたのは後半5分だ。自陣中央付近でボールを受け取ると、そこから相手数人をかわし、約60メートル以上を快走しトライ。「自分の仕事を遂行するだけだった」と冷静に振り返った。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「世界で1番の13番になれる自信がある」と最大級の賛辞を贈った。

 テストマッチ3連敗で臨んだ今大会だったが、初戦のカナダから2連勝で1位通過。この日も随所で超速ラグビーの片りんを見せた。3-0の前半15分には、LOディアンズが素早く飛んだ“超速ラインアウト”から、SO李の裏を狙った絶妙なキックがライリーに通り、最後はCTBマクカランがトライを決めた。

 準決勝は強豪サモアが待ち受ける。だが、ひるまず、真っ正面からぶつかる。「いいプランを持って、しっかり遂行して勝ちたい」とライリー。エディーHCも「とても楽しみ」と次戦を見据えた。

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