照ノ富士は糖尿病で休場、両変形性膝関節症も 体重10キロ以上減を場所前に師匠が明かす

 休場を知らせる電光掲示板
 協会あいさつをする八角理事長(右端)=撮影・園田高夫
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 「大相撲秋場所・初日」(8日、両国国技館)

 横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)ら十両以上の休場者3人の診断書が公表された。

 照ノ富士は「糖尿病、両変形性膝関節症にて3週間の休業加療を要する見込み」だった。

 照ノ富士は8月23日の東京・大田区巡業の稽古中に左膝を負傷。同29日の横綱審議委員会の稽古総見は、糖尿病と膝のケガを理由に欠席した。以降も相撲をとる稽古は再開できなかった。6日に師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、本人から休場の申し出があったことを明かし「調整が間に合わなかった。巡業中に膝を痛めて、それが一番大きい原因」と説明し、膝のけがに加えて「血糖値が上がって下がらなかった。体重が10キロ以上落ちてますから」と、持病の糖尿病による体調不良も理由に挙げていた。

 十両妙義龍(境川)は「左変形性膝関節症のため、9月22日までの安静加療を要する。9月場所の休場を要する」の診断だ。また、名古屋場所で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大ケガを負って7月末に靱帯再建手術を受けた十両朝乃山(高砂)は、5日時点で「左膝前十字靱帯損傷、現在リハビリテーション中で9月場所の全休を要する。9月中の安静を要する見込み」との診断だった。

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