佐渡ケ嶽親方 愛息・琴桜の自覚と姿勢を評価「何が何でもという必死さが伝わってくる」 今後の夢は「東西で横綱を育てたい」
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大相撲秋場所7日目の14日、両国国技館内の相撲博物館で行われたトークイベントに、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が初登場した。
現役時代の思い出や弟子育成の苦労などを語った佐渡ケ嶽親方は、長男で部屋頭の大関琴桜にも言及。「本人も先代師匠(横綱琴桜)に追いつきたい気持ちで頑張っている。王鵬に負けた(5日目の)夜も、帰ってから四股を踏んでいたみたい。私は験直しで飲みに行く。そこが違うところだなと」と妥協しない姿勢に目を細めた。自身の今後の夢は「定年までに横綱2人、東西で横綱を育てたい」と挙げた。
イベント後には、今場所の琴桜について「落ち着いているし、いま出場している(力士の)中で番付が一番上なんだという自覚ですよね」と責任感を評価。秋場所後には大関昇進祝賀会が予定されていることもあり「何が何でもという必死さが伝わってくる」と、並々ならぬ意気込みを感じとっていた。