パリ五輪団体銅の宮脇花綸が凱旋試合 美貌で話題のフェンサー テレビ出演増加も「なぜかバラエティーしかこない(笑)」

 取材に応じる宮脇花綸
 試合に臨む宮脇花綸
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 「フェンシング・全日本選手権」(14日、沼津市総合体育館)

 女子フルーレ準々決勝行われ、パリ五輪の同団体で銅メダルを獲得した宮脇花綸(27)=三菱電機=は岩本鈴菜(日大)に9-15で敗れた。

 パリ五輪メダリスト4人全員が出場した大会。宮脇はコンディションが完全ではなかったが、会場に訪れた多くの観客の前でプレーし、「オリンピックから1カ月、駆けつけてくださったみなさんの前で試合ができてうれしかった」と笑顔だった。準々決勝で敗れたが、「久しぶりの国内戦でいい緊張感を持って試合ができた。来シーズンに向けてポジティブな試合になった」と収穫もあったという。

 五輪後はテレビに引っ張りだこで、「20ぐらい」のオファーを受けた。その美貌や秀才ぶりも注目された27歳は「なぜかバラエティーしかこないんですよ」と笑って明かす。「『今しか注目してもらえないぞ』っていう気持ちがある。お正月番組ぐらいまではちょっと頑張って、みなさんにフェンシングを頭の片隅に植え付けて、4年後に覚えてもらえるようにしたい。今の露出が4年後につながると思う」と、注目を力にする狙いもある。ファンであるタレントのいとうあさこと会えた際には、サインを書いてもらったといい、ねぎらいの言葉もかけられた。

 今後へは「11月からまたシーズンが始まります。そのシーズンで個人のメダルと団体戦では金メダルを取ることが直近の目標。パリオリンピックでチャンピオンになるための壁を感じた。その部分を残りの4年間でやっていきたい」と意気込む。28年ロサンゼルス五輪に向けて新たなスタートを切った。

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