北口榛花が大逆転2連覇 笑顔でガッツポーズ パリ五輪金は“一撃”DLファイナルは“劇的逆転” 賞金は420万円

 「陸上・ダイヤモンドリーグ・ファイナル」(14日、ブリュッセル)

 女子やり投げが行われ、パリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が66メートル13で劇的逆転し、日本勢初の2連覇を果たした。

 8月のパリ五輪で金メダルを獲得した日本陸上界のエース。1投目は61メートル28で2位スタート。2投目で65メートル08と記録を伸ばして首位に立った。3投目、4投目、5投目は記録を伸ばせず、6投目でセルビア選手が65メートル23を出したことで逆転された。最終投てきでは落ち着いた様子で観客に手拍子をあおると、投じたやりは大きな放物線を描いた。これには笑顔でガッツポーズ。66メートル13で劇的逆転優勝が決まると、「はははは!」と豪快に笑いながらセケラクコーチと抱き合って喜んだ。

 これまで最終投てきでの逆転劇が多かったことで、“逆転の北口”と称されることも多かった。パリ五輪では1投目で金メダルを決める“一撃”を披露しており、状況にかかわらずビッグスローを投げる適応力も見せた。

 今大会の優勝で賞金3万ドル(約422万円)も獲得した。

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