飛び込み パリ五輪銀・玉井が国スポ2冠 貫禄“100点演技”2連発 五輪から帰国後全試合無敗

 「国民スポーツ大会・飛び込み」(15日、SAGAサンライズパークSAGAアクア)

 少年男子高飛び込みが行われ、パリ五輪で日本勢初の銀メダルを獲得した玉井陸斗(兵庫県)が、445・50点で優勝した。14日に行われた少年男子板飛び込みと合わせて2冠を達成。今大会は国際大会ルールより演技が1本少ない、5本の合計点で争われている。

 圧巻だった。首位で迎えた4本目。307C(前逆宙返り3回転半抱え型)で100・30点をたたき出すと、最終5本目の5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)でも108・00点を記録した。今大会は「少年」の区分出場のため、他の出場選手は全員が高校生以下。玉井は世界トップレベルの入水技術と回転技術を見せつけ、2位に約144点差をつけて圧勝した。

 玉井は8月に閉幕したパリ五輪で、男女通して日本勢初の快挙となる銀メダルを獲得。4年後のロサンゼルスでは表彰台の頂点を目指している。五輪から帰国後はインターハイ、日本選手権、国民スポーツ大会と3大会に出場。専門外の板飛び込みも含め、出場した国内試合は無敗を継続している。

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