IOC会長選、渡辺氏らが立候補 アジアから初トップ目指す
【ジュネーブ共同】IOCは16日、来年に任期満了で退任するトーマス・バッハ会長(70)=ドイツ=の後任を選ぶ同3月の会長選挙に国際体操連盟(FIG)会長の渡辺守成氏(65)ら7人が立候補したと発表した。15日が届け出の締め切りだった。過去のIOC会長は米国人1人を除き8人が欧州出身。渡辺氏は日本人初の立候補で、アジアから初となるスポーツ界トップの座を目指す。
渡辺氏は北九州市出身。2017年にアジア人初のFIG会長となった。現在2期目で、18年からはIOC委員も務めている。
他はフアンアントニオ・サマランチ・ジュニアIOC副会長(64)=スペイン、カースティ・コベントリーIOC理事(41)=ジンバブエ、世界陸連のセバスチャン・コー会長(67)=英国、国際自転車連合のダビド・ラパルティアン会長(51)=フランス、IOC理事のファイサル王子(60)=ヨルダン、国際スキー・スノーボード連盟のヨハン・エリアシュ会長(62)=英国。
会長選は来年3月18~21日の総会(ギリシャ)で実施される。