貴景勝 進退は秋場所中に結論 師匠が方針明かす

 「大相撲秋場所・10日目」(17日、両国国技館)

 慢性的な首痛の悪化で3日目から休場した関脇貴景勝(常盤山)の師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)が、貴景勝の今後の去就について、今場所中に結論を出す方針を明らかにした。

 16日に2日連続で本人に連絡し、話し合った。25日に番付編成会議が開かれる九州場所への影響も考慮し「(進退は)どっちにしろ、場所中には決めようかなと思う。適当なことはいえない。近いうちに結論は出ると思います」と話した。

 貴景勝は首の治療を続けているといい、師匠は「首は怖い箇所」と患部の状態を心配。「相撲をとらなくても痛みはあるんでしょう」と気遣った。

 貴景勝は1場所での大関復帰条件だった10勝に今場所届かず。来場所は6年ぶりに平幕に転落する見通しとなっている。

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