日本陸連は１８日、理事会後に都内で取材に応じた。やり投げ女子でパリ五輪金メダルを獲得した北口榛花（２６）＝ＪＡＬ＝への報奨金は規定通りの３００万円が支払われることとなった。

　東京五輪の際には金メダルの報奨金は２０００万円だったが、パリ五輪では３００万円に減額されていた。この日の理事会では報奨金について改めて議題に上がることはなく、北口には規定通りの３００万円が支払われる。日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は金メダリストに５００万円の報奨金を渡しており、現在公開されている中で、北口は合計８００万円の報奨金を手にすることとなった。

　山崎一彦強化委員長は陸連の報奨金について「数億円かけていて、強化費を含めてサポートしている」と説明。「トータルで考えていただければ」と強調した。