尊富士 千代翔馬とのV争い直接対決制し11勝目 明日にも2度目十両Vも「意識してない」

 「大相撲秋場所・12日目」(19日、両国国技館)

 1敗で単独トップに立つ十両尊富士(伊勢ケ浜)が、唯一2敗の千代翔馬との直接対決を寄り切りで下し、11勝目を挙げた。

 立ち合いから張ってきた相手にも「そう来るだろうなと頭にあった。あわてて前回負けたので修正しようと」と動じなかった。左をのぞかせると、持ち味の圧力の強さであっという間に寄り切った。

 優勝争いを2番手で追う千代翔馬との差を2差に広げた。逆転優勝の可能性を残しているのは4敗勢までだが、13日目に尊富士が勝ち、千代翔馬が負ければ、初場所以来自身2度目の十両優勝が決まる。ただ、優勝に関しては「そんなに意識はしてない」と話した。

 やはり意識は返り入幕に向いている。「そうやって思わないと勝ち星は上がってこない」と幕内復帰へ絶対に維持したい1敗を守り、表情を引き締めた。

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