パリ五輪競泳委員長・梅原氏退任を正式発表 任期来年6月も前倒し ロス五輪へ早期立て直しへ
日本水泳連盟は19日、パリ五輪で競泳委員長を務めた梅原孝之氏が30日をもって退任することを発表した。任期は来年6月までだったが、前倒しで退くことになった。
11日に本人より退任届けの提出があり、16日に開催された臨時常務理事会で受理し、承認。理由には「2024パリ五輪期を終え、役割を終えたこと。2028ロスに向けた新体制への早期移行を促進するため半期の区切りで退任」と説明した。引き継ぎ業務は継続する。
次期委員長、候補者はともに未定。当面の間は委員長不在とし、村松さやか常務理事による統括で、委員会運営にあたるという。
パリ五輪で日本競泳陣は、男子400メートル個人メドレーの松下知之(東洋大)の銀メダル1つに低迷。メダル0だった1996年アトランタ五輪以来の惨敗ともいえる結果に終わっていた。