Xゲーム パリ五輪スケートボード代表・白井、予選を4位通過 阪神始球式熱望「アンダースローで120キロ」
「Xゲーム・千葉大会」(21日、幕張メッセ)
スケートボード男子ストリート予選が行われ、パリ五輪代表の白井空良(ムラサキスポーツ)が85・66点で4位通過した。同代表の小野寺吟雲は5位、世界選手権金メダルの佐々木音憧(とあ、16)は2位、池田大暉が3位で決勝に進んだ。
白井は1本目から85・66点の高得点を出して予選通過を確実にすると、2本目もフルメーク(全て成功)。板と体を回してレールを滑り降りる技など、安定感のある技を披露し「1本目は少し緊張したけど、2本目は楽に滑れた。今日は100点満点」とうなずいた。
阪神ファンの家系で育ち、自身も虎党。2大会連続で出場したパリ五輪では、終盤まで表彰台に食らいつく4位に入った。現在は「燃え尽きちゃった」と体と心を休める期間に入っているが、次の目標は阪神の始球式。「アンダースローで120キロ投げられるようにしたい」と報道陣を笑わせた。
決勝は22日。Xゲームを制し、マウンドに招待される日を待つ。