朝阪神、3勝3敗から無念負け越し 3場所連続勝ち越しならず「出足の力つけたい」

 「大相撲秋場所・14日目」(21日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西三段目67枚目の朝阪神(高砂)が津軽海(玉ノ井)に敗れて3勝4敗となり、負け越しが決まった。左を差して前に出た土俵際で、相手の肩すかしに1回転。攻め込みながら逆転され「出ていったけど、うまいことやられましたね」と肩を落とした。

 1番相撲から交互に黒星と白星が続き、勝ち越しをかけた7番相撲でも黒星。惜しくも3場所連続の勝ち越しはならなかった。「3勝3敗まで持っていけたけど、流れ通りになってしまった」と無念さをにじませつつ「しょうがない。ケガなく終われた。前に出る相撲は出せたので」と前を向いた。

 大阪府泉大津市出身で、幼いころからプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所で朝塩本から改名した。今年は5場所中3場所で勝ち越し。優勝を争う猛虎の戦いぶりにパワーをもらいながら、奮闘を続けている。「来場所に向けて出足の力をつけたい。土俵際の詰めもですね」と課題を挙げ、一年納めの九州場所を見据えた。

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