第38代木村庄之助が引退会見「心から感謝」「反省の繰り返し、達成感もあるけど」 誕生日の千秋楽で定年迎える

 花束を贈呈された木村庄之助
 引退会見で涙を見せる木村庄之助
 引退会見で涙を見せる木村庄之助
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 「大相撲秋場所・14日目」(21日、両国国技館)

 65歳の誕生日を迎える千秋楽をもって定年退職する木村庄之助(64)=高田川=が引退会見に臨んだ。

 晴れやかな表情で会見に臨んだ庄之助。はじめに「大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました」と深く礼をした。

 1975年4月に高田川部屋に入門し。同年夏場所、木村秀樹の名で初土俵を踏んだ。木村和一郎だった2005年秋場所から幕内格となり、12年初場所で第11代式守勘太夫を襲名。13年夏場所から三役格。19年初場所から立行司に昇進し、第41代式守伊之助となった。24年初場所には行司最高位である木村庄之助に昇進。約半世紀にわたる行司人生を「反省の繰り返し。達成感もたまにあるけど、反省を繰り返した」と振り返った。

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