望月慎太郎は1回戦敗退 昨年4強も 世界19位に完敗「現状は理想とかけ離れている」テニス・ジャパンOP

 「男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン」(25日、有明テニスの森公園)

 開幕し、シングルス1回戦は世界ランク146位の望月慎太郎(木下グループ)が同19位のウーゴ・アンベール(フランス)に1-6、2-6の完敗となった。

 終始格上の相手ペースに押される形となり、敗戦。望月は「自分がしたいプレーはなかなかできなかった。それだけ自分のボールの質もそこまで良くなかったし、相手に踏み込まれる場面が多かった。結果的にはあまり自分のプレーはさせてもらえなかった」と肩を落とした。

 23年大会は2回戦で22年大会優勝のテーラー・フリッツに逆転勝ちするなど快進撃で4強入りを果たしたが、今大会は初戦で姿を消すこととなった。「現状は理想とはかなりかけ離れています」と危機感も抱くが、「自分ならもっとできるんじゃないかなと思うところもある。そこは葛藤は多いですけど、ランキングが落ちてしまえば、それはもう受け入れてまたしっかりつくりあげていけたら」と、気持ちを切り替えていく。

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