8強入りの錦織圭「これが続けばトップ10と戦える兆し見える」世界29位に完勝 【一問一答】
「男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン」(28日、有明テニスの森公園)
シングルス2回戦で元世界ランク4位の錦織圭(34)=ユニクロ=が、同29位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-2、6-3で撃破し、準々決勝に進んだ。準々決勝では西岡良仁を下したルーネ(デンマーク)と対戦する。
以下は一問一答
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-試合を振り返って
「アグレッシブで、アンフォーストエラーも少なかった。ほぼ完璧なプレーができた。ジョーダンは(1回戦で対戦した)チリッチみたいに、どんどん打ってくる選手ではなくて、しっかりラリーすると相手に分がある。攻めないといけないと思っていた。それがきっかけに良いプレーが出始めたのかな」
-大会前の会見では「100以内には入れる」と自己分析していた。2回戦を終えて手応えは
「これが続けばいいですけど、まだ1試合なので油断はできない。これが続いてくれれば、トップ10と戦える兆しは見えてくる」
-復帰後、プレーとイメージは一致してきたか
「今日はイメージを超えてきた(笑)。変な言い方にはなりますけど、これが自分なんだなと。潜在能力はまだあって、それが急に出るタイミングがある。朝起きて体もフレッシュなわけではないし、練習から良いわけではなかった。けど試合に入ってみると感覚もすごく良いし、体も動いてくれるし、という試合だった」