錦織圭 日本の競技レベルに本音「ジュニアの時は強い子がいるのに…」「トップ100に何人もいる状態を作らないと」

 「男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン」(28日、有明テニスの森公園)

 シングルス2回戦で元世界ランク4位の錦織圭(34)=ユニクロ=が、同29位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-2、6-3で撃破し、準々決勝に進んだ。準々決勝では西岡良仁を下したルーネ(デンマーク)と対戦する。

 試合後の会見では、アジアの競技力向上に対する質問が飛んだ。錦織は「最近の中国はすごい。若い選手が何人も出てきている。16歳でも強い子がいた」と絶賛した後、日本についても言及した。

 「日本もジュニアの時は2~3年に1回は強い子が出てきている。それが伸び悩んでいるわけではないけど、ジュニアの時は強い子がいるのに…とは日本人に対して思っている」と本音。続けて「それをどう克服して、プロになっても強い選手を出していけるかがカギになる。今の中国みたいに、何人も強い選手がトップ100にいる状態を作らないといけない。欲を言えば、トップ10に1人ぐらい(日本人の選手が)いれば、より後ろの選手も付いてきやすくなる。そういう状態がベストだとは思う。僕がいるうちに何人か出てきてくれると、うれしい」と語った。

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