パリパラリンピック王者・小田凱人が2連覇王手 急きょ会場変更も即決「いや~めっちゃ楽しかった」

 「男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン」(28日、有明コロシアム)

 車いすの部準決勝が行われ、パリパラリンピック金メダリストの小田凱人(東海理化)が、真田卓(TOPPAN)を6-2、6-1で下し、連覇に王手をかけた。

 初戦をストレート勝ちで通過した小田は、この日の日本人対決も完勝した。海外選手が棄権してダブルス1試合が中止となり、車いすの部の試合会場が急きょセンターコートに変更となった。別会場で試合準備を進めていた小田に大会運営側がコート変更を打診すると、即答で快諾した。観客の前での試合を熱望していただけに、この日の試合後は大興奮。「いや~めっちゃ楽しかったです。こっち(コロシアム)にしてよかった。お客さんが入っていて楽しかった」とかみしめた。

 決勝は、パリパラリンピック準決勝で対戦したフェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。小田は「ガチでやらないとどっちが勝つか分からない。初めから集中して、今日より1段階ギアを上げたい。最後のパラの対戦のイメージはいい。午前中でお客さんも来てくれると思う。とりあえず楽しみ」と胸を躍らせた。

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