西岡良仁は2回戦敗退 錦織との“日本人対決”ならず「残念」 ロッカーでルネ撃破思い託す「敵討っといてください」
「男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン」(28日、有明テニスの森公園)
シングルス2回戦が行われ、世界ランク59位の西岡良仁(ミキハウス)は、同14位のホルガ・ルネ(デンマーク)に2-6、4-6で敗れた。
西岡は、相手の強烈かつ正確なサーブで終始主導権を握られ、第1セットを献上。第2セットもブレークを許し、敗れた。「メンズのテニスで、8割サーブが入ってくるとブレークするチャンスはない。僕が悪かったというより、彼がよかった日。このクオリティーの彼に、勝ち切ることは難しい」と白旗を揚げた。
準々決勝に進んだ錦織圭(ユニクロ)との日本人対決を実現することはできなかった。西岡は「見たい人も多かったと思うし、できればよかった。残念ではあるけど、相手が相手で仕方ない結果だった」と受け止め、「ロッカールームで会って、圭君に『敵討っといてください』と言った。ドローも巡り合わせでなかなかないと思うけど、いつかまた(錦織と対戦する)チャンスがあればいいなと思う」と話した。