レスリング女子金メダルの鏡優翔 SNSの誹謗中傷に泣きながら腹筋&腕立て「力に変えました!『そんなこと言うヤツいるんか~』って」

 パリ五輪レスリング女子フリースタイル76キロ級金メダルの鏡優翔が29日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演。SNSでの誹謗中傷に涙しながらも、力に変えたことを吐露した。

 この日は、パリ五輪レスリング女子フリースタイル53キロ級金メダリストの藤波朱里、リオ五輪レスリング女子フリースタイル69キロ級で金メダルを獲得した土性沙羅さんと金メダリスト3人が集結した。

 鏡は圧倒的な強さとともに、「カワイイ♡」と書かれた白いマウスピースが注目を集めたが、土性さんが「マウスピースに『カワイイ』って書いたり、自分に自信があるっていうか、どうやったら自己肯定感を上げるというか?」と尋ねた。

 鏡は「周りがどう見るかは一旦置いといて。もちろん周りがどう見るか参考にはしますけど。自分を嫌いになったらもったいないなというので」と明かした。

 すると藤波が「例えば、『かわいいですね』って言われたときに、大体『いや、いや。いや』(と謙そんする)じゃないですか。『ありがとうございます』なので。優翔さんの『いや、いや』は聞いたことがない」と普段の姿を明かした。

 鏡は「『ですよね』って言っちゃいます。でも結構SNSでは何か…書かれましたけどね、結構」と苦笑いを浮かべた。「やっぱ自分でかわいいっていう(人)は少ないじゃないですか。それって、めちゃくちゃスポーツ頑張りますの人ばかりを見てきた人は“こんなんじゃ勝てない”って思われたのかなって。試合前に『負ける』って」と傷つけられるような書き込みがあったことを明かした。

 土性さんが「こいつ負ける、みたいな?」と聞くと、「『何?これ』って思って。“自分はこういうやり方なんです”っていうのを伝えて、“だからオリンピック見ててください”」と理解を求めたそうだが、「でも、それ見た日は、腕立て200回と腹筋200回やって寝ました、夜見たんで。力に変えました!『信じられない。そんなこと言うヤツいるんか~』って、泣きながら」とショックを受けながらも、悔しさを力に変えたと明かした。

 土性さんも「カッコイイね。強くなったね」と感心していた。

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