鍵山優真、投入意欲の4回転ルッツは「すごくいい感じ」 8月のミラノ合宿で刺激も「またみんなでメダルを取りたい」
日本スケート連盟は30日、都内で2024-2025シーズンのフィギュアスケート記者会見を行った。男子で22年北京五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は「(26年)ミラノ五輪で金メダルを取りたい思いがある」と熱い思いを語った。
22年北京五輪では個人、団体ともに銀メダルを獲得。団体の銀メダル授与式はパリ五輪期間中の8月に行われ、その後ミラノで合宿も行った。ともに団体メダルを獲得した女子の坂本花織(シスメックス)、ペアの“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)らとともに「またみんなでメダルを取りたい」と誓いあったという。
さらに、「パリオリンピックを目の前で見た時に、オリンピックの素晴らしさや、初めて客席でオリンピックを見たので、これだけすごいんだっていうのがすごく体で伝わった」と夏の五輪からも刺激を受けたという。「僕も見てる人を震え上がらせるようなことができたら」と、思い描いた。
投入に向けて練習している4回転ルッツについては、「単発ではすごくいい感じになってきている」という。昨季の世界選手権を制したイリア・マリニン(米国)ら世界のライバルと戦うためにも、「あとはスタミナだったりをつけて、いつでも入れられる準備をしていきたいなと思います」と、意気込んだ。