「超速ラグビー」浸透図る日本 4強目標のW杯まで3年
ラグビーの2027年ワールドカップ(W杯)オーストラリア大会開幕まで10月1日で3年。新体制となった日本はスピードを生かした「超速ラグビー」の浸透を図り、今年のテストマッチは3勝4敗。世界ランキングは14位にとどまっている。W杯4強を目標に掲げるジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「ハードワークを続ければ27年までに高いレベルにいける」と成長に期待する。
ジョーンズHCが再び指揮を執り、6月のイングランド戦からテストマッチは3連敗。8、9月のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)は決勝で昨年のW杯8強のフィジーに完敗した。
10月26日にニュージーランド戦(日産スタジアム)が控え、PNCの代表活動に参加しなかったFWリーチ(BL東京)も出場意欲を示す。11月の欧州遠征ではフランス、イングランドなどと対戦する。27年W杯は24チームが参加。日本は既に出場権を得ている。