上村愛子さんと皆川賢太郎さんが離婚 「これからも人生の戦友」昨年12月に 女子モーグル五輪5大会連続入賞
フリースタイルスキー女子モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子さん(44)と、アルペンスキー男子で五輪4大会連続出場の皆川賢太郎さん(47)が2日、昨年12月9日に離婚していたことを発表した。連名での書面を通じ「婚姻関係を解消致しました」と報告した。
2009年6月に結婚し、翌年のバンクーバー五輪に夫婦で出場するなど注目を集めた。離婚に至った経緯については「引退からコロナ禍など、移り変わる社会や時間の中で、私たちもお互いの人生観について話し合う機会が自然と増えていき、お互いを尊敬し合いながら、人生の目的や大切に思う事を尊重し合いながら話し合いを続ける中で導き出した結論です」と説明した。
今後に関しては「夫婦という形は変わってしまいますが、これからもお互いの良き理解者として、また人生の戦友、同志として、過ごしてまいります」とし「今後、私達にどれだけの役目があるかは分かりませんが、雪に育てられた私達に出来る事を模索しながら、次世代や子供達、冬季産業の未来に少しでも貢献したいと心から願っております」と記した。
上村さんは五輪は98年長野7位、02年ソルトレークシティー6位、06年トリノ5位、10年バンクーバー、14年ソチはともに4位に入賞。09年世界選手権で2冠。W杯は07~08年シーズンに種目別優勝し、通算10勝を挙げた。皆川さんは五輪は長野から4大会連続出場、トリノ大会は回転で4位となり、アルペン種目の日本勢で50年ぶりの入賞を果たした。