関学大アメフト部の大村監督「正直に話してもらえなかったことは私の指導が十分でなかった。非常に反省している」

 会見に臨む(左から)関学大・古川靖洋副学長、小野宏ディレクター、池埜聡部長、大村和輝監督(撮影・石井剣太郎)
 会見に臨む池埜聡部長(右から2人目)=撮影・石井剣太郎
 会見に臨む(左から)小野宏ディレクター、池埜聡部長、大村和輝監督(撮影・石井剣太郎)
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 関学大アメリカンフットボール部は3日、大阪市内で会見し、選手1人を部として無期限活動停止処分にしたと発表した。別の選手1人は24年シーズンを出場停止、別の選手3人については厳重注意などの処分を科した。

 無期限活動停止処分を受けた選手は関学大からU-20日本代表に選出され、遠征先のカナダで大麻使用の可能性があり、帰国後に受けた尿検査は陰性だった。しかし、日本アメリカンフットボール協会が求めた毛髪検査を拒否し丸刈りに。8月30日に日本協会の処分が発表された後、ニコチン入りvape(水蒸気を用いた電子タバコの一種)の吸引を9月6日になって初めて明かしたという。

 大村和輝監督はこの点について「部員がカナダで軽率なことをし、正しい判断をできなかったことで、貴重な時間を費やすことで申し訳なく思っている」と謝罪。特に当初は明かしていなかったvape購入・吸引の事実を後に明かすことで部の調査の公正さや信頼が損なわれた点については「ヒアリングを重ねてきたが、そのたびに情報を開示してほしいと伝えていたが、正直に話してもらえなかったことは私の指導が十分でないと受け止めている。非常に反省している。今後5人だけでなく指導者、部としても今回の件に向き合ってこれからの活動に向かっていきたい」と話した。

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