宇都宮・比江島慎 開幕戦延長惜敗に悔しさ Bリーグデビューの渡辺雄太とマッチアップ 5点にとどまり「さすがだなと」

 第4Q、宇都宮・比江島慎(中央)と競り合う千葉J・渡辺雄太(左)と富樫勇樹(撮影・伊藤笙子)
 第2Q、宇都宮・比江島慎(右)と競り合う千葉J・渡辺雄太(撮影・伊藤笙子)
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 「Bリーグ、千葉J91-84宇都宮」(5日、ららアリーナ東京ベイ)

 後半の追い上げも届かず開幕戦で敗戦となり、宇都宮の比江島慎(34)は悔しさをにじませ、日本代表で共に戦う盟友であり、NBAで6シーズンプレーして今季から千葉に加入した渡辺雄太(29)に対して第2戦でのリベンジを誓った。

 前半の宇都宮は攻守にミスが目立ち、第1クオータ(Q)は千葉に7-26と大量リードを許す。比江島は「前半に関しては、去年から合わせても本当に最低な内容。昨年のチャンピオンシップ(CS)で負けた反省が、全然出せなかった」と肩を落とした。

 後半は怒濤(どとう)の追い上げを見せ、試合時間残り3秒で同点に追いつき延長のオーバータイムへ。だが、延長戦で再び突き放され、勝利はならなかった。

 Bリーグに初出場となった渡辺とのマッチアップには「彼と公式戦で対戦できるところは、今人的にもすごく楽しみにしていた」としながら、この試合で自身はわずか5得点に終わり「彼は持ち味を発揮してチームに貢献していた。さすがだなと思う」と脱帽。それでも6日の2戦目へ向け「自分がやり返す気持ちで切り替えたい」と意気込みを示していた。

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