「柔道・全日本学生体重別選手権」（６日、日本武道館）

　男女計７階級が行われた。女子５７キロ級は、世界選手権代表の大森生純を姉に持つ帝京大４年の大森朱莉が初優勝。同４８キロ級は原田瑞希（日大）、５２キロ級は福永葉子（筑波大）、６３キロ級は谷岡成美（筑波大）が初制覇した。男子は、９０キロ級は岡田陸（国士舘大）、１００キロ級は平見陸（天理大）、１００キロ超級は中村雄太（東海大）がそれぞれ初優勝した。

　大森は最終年で初制覇を果たし「２年の時は決勝で負けていたので、勝ちたい気持ちが強かった」と胸をなで下ろした。姉の生純も２年前に制しており「同じタイトルを取れてうれしい。（姉は）憧れなので一歩でも近づけるように。（今後も）２人で優勝したい」と感慨深げ。来年以降の代表争いが本格的に始まる講道館杯（１１月、高崎アリーナ）への出場権も手にし「優勝できるように」と気合を入れた。