千葉J 連勝発進も渡辺雄太が負傷交代「自分の体がクソ雑魚すぎるだけ」シュート後に左足首ひねる
「Bリーグ、千葉J80-61宇都宮」(6日、ららアリーナ東京ベイ)
米プロNBAグリズリーズから千葉Jに加入した渡辺雄太(29)が2戦連続先発出場を果たしたが、第1クオーター(Q)残り4分を切った場面で左足首を負傷し、途中交代となった。5得点、2リバウンドをマークしたが、無念のアクシデントで当面の離脱は避けられない状況となった。千葉Jは宇都宮に80-61で快勝し、開幕2連勝とした。
渡辺がBリーグ2戦目でアクシデントに見舞われた。第1Qの6分過ぎ。3点シュートを放った後、着地で左足首をひねった。守備をした比江島慎(宇都宮)と接触し、空中でバランスが崩れた形。倒れ込み患部を抑えてもん絶し、しばらく立ち上がることができなかった。場内スクリーンには左足首をひねった瞬間の映像が流され、観客からは悲鳴が上がった。アリーナが騒然とする中、スタッフに支えられながら会場を後にした。
NBAで日本人最長の6季プレーし、今季から千葉Jに入団。この日は絶好調で、試合開始すぐに先制点を決め、その15秒後には3点シュートを沈めていた。クラブは「けがについてお答えできることはありまえせん」としたが、渡辺は試合後にSNSを更新。「怪我は自分の体がクソ雑魚すぎるだけの僕の責任。とりあえず11月にまこ(比江島)と一緒に代表でプレーできるように治療&リハビリ頑張ります」と、11月のアジア杯予選を見据えた。
チームとしては富樫勇樹が13得点と躍動し、守備では金近廉が存在感を発揮。渡辺が抜けた穴を埋め、開幕2連勝を飾った。