高橋藍 11日のバレーボール新リーグ開幕戦へ「おもしろさ伝えていけるプレーを」“日本代表対決”へ向け西田ら強敵に対抗心も
「SVリーグ男子、サントリー-大阪B」(11日、東京体育館)
バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」男子は、11日に東京体育館でのサントリー-大阪ブルテオン(B)で開幕する。10日は同会場で両チームの練習が公開され、イタリア1部リーグ・セリエAのモンツァから新加入した高橋藍(サントリー)、パリ五輪代表の西田有志(大阪B)らが意気込みを語った。
新リーグ開幕戦を担う“顔”としての使命感をにじませた。高橋藍らサントリーは、ボールを2つ使ってラリーするウオーミングアップや、6対6の実戦形式のメニューを消化し、最終調整。高橋は「非常にワクワクしている。リーグが盛り上がっていくかは、ここ(開幕戦)にかかっている。注目されている分、バレーボールのおもしろさを伝えていけるプレーをしたい」と意気込みを語った。
激突する大阪Bは西田、山内晶大、リベロの山本智大らパリ五輪代表を擁する強敵。9月に行われたパナソニックエナジー杯では、1-3で敗れている。
代表で長くともにプレーしてきた仲間だけに、高橋藍は「良いも悪いもお互いを知り尽くしている。好きなコース、弱点も知っている」と警戒。“日本代表対決”へ向けて「彼(西田)は強いサーブを持っている。僕もレセプション(サーブレシーブ)を強みに持っているので、サービスエースを取られないように。負けない気持ちでいきたい」と、対抗心を燃やした。