被害総額は計1億円超え 日大運動部の金銭不正徴収問題
日大の重量挙げ部などが入学金や授業料が免除される奨学生の部員から不正に金銭を徴収し流用していた問題で、被害総額は約1億1567万円で、返金対象者は110人であることが明らかになった。日大が11日までに発表した。
重量挙げ部で被害を受けた部員は計56人で、被害総額は約5087万円となった。陸上部は入学10年以内の25人で4143万円、スケート部は7年以内の29人で約2336万円に上る被害があった。
重量挙げ部については返金が完了し、陸上、スケート部は返金口座の指定を待つ計8人をのぞき、返金を終えた。