トヨタ 米国ハースと業務提携 F1参画は15年ぶり 豊田章男会長「もっといい車づくりを目指す」

 トヨタ自動車は11日、静岡県小山町で記者会見を開き、自動車レース最高峰のF1に参戦している米国のレーシングチーム、ハースと車両開発などの分野で業務提携すると発表した。トヨタがF1へ参画するのは2009年以来、15年ぶり。豊田章男会長は「モータースポーツを起点に、もっといい車づくりを目指す。それを担う人づくりから始める決意をした」と述べた。

 契約期間は複数年。ドライバーや技術者らをハースのテスト走行に派遣し、最高峰のレース現場での経験を積ませる。また、マシンの空力開発にも参加。提携で得たノウハウを市販車に反映したい考えだ。

 ハースの小松礼雄代表は「マンパワーなど、うちにないものを得られる。夢を与える戦いができるチームをつくっていく」と歓迎した。次戦の米国GPからトヨタのロゴがハースのマシンに掲出される。

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