SVリーグ幕開け 会場周辺も大盛り上がり!グッズ列2時間待ち 開幕戦チケットは90分で完売
「SVリーグ男子、大阪B3-0サントリー」(11日、東京体育館)
バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」男子は東京体育館で開幕して1試合が行われ、昨年のVリーグで2位の大阪ブルテオン(B)が、優勝したサントリーに3-0で快勝した。6513人の観衆が会場に詰めかけた中、従来のVリーグを男女とも再編し、世界最高峰のリーグになることを目指し、完全プロ化も視野に新たなスタートを切った。女子は12日にNEC川崎-埼玉上尾で開幕する。
新リーグが幕を開けた。高橋藍が新加入したサントリーと、西田有志らを擁する大阪Bの激突。パリ五輪代表同士が争う好カードに、6513人が集まった満員の東京体育館が沸いた。
新リーグ開幕戦を彩る日本代表同士の激突に、試合開始前から会場周辺は大フィーバーだった。最寄り駅周辺は人であふれ、東京体育館の敷地内に入れば長蛇の列が目立った。グッズ売り場は約2時間待ち。さらに高橋藍、西田有志が描かれたポスターや、旗の前にも写真撮影の列ができていた。
開幕戦のチケットは約90分で完売した。埼玉から訪れた20代男性は携帯、タブレット、友人の携帯を三つ並べて待機。販売開始と当時に携帯を連続でタップし「(コート)前から7~8番目くらい」の“良席”を購入できたという。グッズ売り場で西田のタオルなどを買いそろえ、応援の準備万全。「豪快なサーブと、感情を爆発させるところが見たい」と胸を躍らせた。
群馬県から来た20代姉妹は、高橋藍の背番号「12」のユニホームを着用して来場。日本代表の活躍を見て約4年前からファンで、今回が初観戦。「めちゃくちゃ応援します」と目を輝かせた。