圧巻8アシスト記録の河村勇輝 米メディアも注目「印象的なアシスト」「全体の貢献度高く、チームに多大な影響与える可能性」 ブルズ戦で躍動

 グリズリーズのキャンプに参加し、ブルズとのオープン戦でボールを運ぶ河村(NBAE・ゲッティ=共同)
 グリズリーズのキャンプに参加し、ブルズとのオープン戦で攻め込む河村(手前)=(NBAE・ゲッティ=共同)
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 「NBA・オープン戦、グリズリーズ124-121ブルズ」(12日、シカゴ)

 バスケットボール男子のパリ五輪日本代表でグリズリーズと無保証のエグジビット10契約を結んだ河村勇輝(23)が第1Qから途中出場。23分48秒プレーし、2得点1スティールとチーム最多の8アシストを記録し、逆転勝利に貢献した。

 第1Q残り5分30秒から登場すると、残り2分を切ったところで果敢なドライブからアシストをマーク。第1Q終了間際には鮮やかなノールックパスで注目ルーキーのザック・イーディーをアシストした。

 3点シュートは5本放ち成功なしと苦戦したが、終了間際に試合を決定付けるフリースロー2本を成功させた。

 プレーシーズンはこれで3戦連続出場。平均プレー時間は14分で2・3得点、4アシストとなっている。

 NBA公式はイーディーへのパスを動画付きで「河村勇輝が美しいパスを通した」と称賛。米メディア「スポーツイラストレイテッド」は「印象的なアシストを披露した」と話題として取り上げ、「QWIKET NBA」は「得点はわずか2点だったが、アシストは8度と全体の貢献度が高く、チームに多大な影響を与える可能性があることを示している」と記した。

 グリズリーズはキャンプに20人が参加しており、開幕戦までに18人(本契約15人、2WAY契約3人)に絞られる。河村はし烈な競争を勝ち抜き日本人4人目のNBA選手を目指す。

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