3連覇夢散の駒大 アンカー勝負敗れた篠原主将は責任背負う「自分のせい」 藤田監督「まだまだチームとして弱さがある」“怪物”佐藤圭汰の不在響く

 2位でゴールする駒大アンカーの篠原倖太朗
 2位でゴールする駒大アンカーの篠原倖太朗
 レースを振り返る藤田敦史監督
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 「出雲全日本大学選抜駅伝」(14日、出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前=6区間45・1キロ)

 大混戦のレースは国学院大が2時間9分24秒で5年ぶり2度目の優勝を果たした。3連覇を狙った駒大はトップと40秒差の2位、昨季の箱根駅伝王者で、6年ぶりの優勝を狙った青学大は1分差の3位だった。

 エース格の“怪物”佐藤圭汰(3年)を怪我で欠いた駒大。トップ争いを繰り広げたが、最後はアンカー勝負で敗れた。国学院大・平林に突き放される形となったアンカーの篠原倖太朗主将(4年)は「1区から5区はゲームをつくってくれた。自分のせい」と、責任を背負った。

 藤田監督は「大前提として篠原で負けたのはあいつの一方的な責任ではなく、まだまだチームとして弱さがある」と認めた上で「ここで終わりではない。取り返したい」と全日本大学駅伝、箱根駅伝での反撃を誓った。

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