パリ五輪に出場した陸上・桐生祥秀（２８）、柔道・ウルフ　アロン（２８）、フェンシング・江村美咲（２５）が１１日、フジテレビ系「酒のツマミになる話」に出演。メダル獲得後の飛行機移動について語った。

　団体で銅メダルを獲得した江村は、パリからの帰国便では「エコノミー」だったと明かし、進行役の千鳥・ノブも「ウソでしょ？！」と驚いた。桐生は「（僕は）ビジネス…」と申し訳なさそうに告白。「会社とかスポンサーがビジネス代払ってくれて」と説明した。

　アロンによると、柔道は「もともと連盟がビジネスとってくれていた」という。しかし、メダルラッシュもあり、同じ飛行機で大人数が帰ってくるパリ五輪の帰国便では「全員分（ビジネスが）取れてなくて、クジになった」という。

　体の大きいアロン、「（１００キロ）超級の斉藤（立）、（７８キロ）超級の素根（輝）さん」の３人は自動的にビジネスにしてくれたそうだが、それ以外の人はクジ引きに。「確か、阿部きょうだいはエコノミーでした」と阿部一二三＆詩がエコノミーで帰国したことを明かし、スタジオは一斉に「え～っ？！」の声があがった。

　パリ五輪の帰国便を巡っては、レスリング金メダリスト・文田健一郎がテレビ出演した際、「全員エコノミーでした」とレスリング勢がエコノミーだったことを告白。同じくフェンシング銅メダリストの宮脇花綸も「メダリストはビジネスで帰ってこれるという噂があって、楽しみにしてたんですけど、４団体１６人で量産しすぎてエコノミーでした。多すぎましたね、メダルが」と明かしていた。一方、スポーツクライミング銀メダリストの安楽宙斗（１７）は帰国便がビジネスクラスだったことを明かし、「快適でした」と感動していた。

　なおバレーボールに関しては、川合俊一会長が、海外遠征の際、体への負担を考慮し、「行き」だけビジネスクラスにしたことを明かしている。